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抗原除去治療

抗原除去治療

話を聞き、原因を見極め、
そしてアレルゲン物質を徹底的に取り除く。

久米井医院では、抗原除去治療も行っております。
抗原除去療法とは原因となるアレルゲン物質を徹底的に取り除く治療です。
難治性~再発性のアレルギー疾患で、普通の対症療法では治らない場合に、原因のアレルゲンをパッチテストなどで特定し、患者様の生活環境から原因アレルゲンを除去することによって、皮疹、瘙痒のない皮膚や毛髪を取り戻す治療となります。

対象疾患

下記は、抗原除去治療の対象疾患の一例となります。

難治性アトピー性皮膚炎

難治性・再発性・高度・痒疹多発の症状は、パッチテスト等でダニ・アレルギーの確認を行います。ダニ・アレルギーが特定された場合、自宅等のダニ状況を確認します。
その後、生活環境の改善を勧めます。

再発性化粧品皮膚炎

一週間ほど現在使用している石けん・化粧品等の使用を中止して頂きます。
その間日3日ほど軟膏を朝夕塗っていただきます。その後パッチテストを行い、化粧品内に入っているアレルゲンを特定いたします。
アレルゲン物質の入ってない化粧品の使用をお勧めいたします。

再発性化粧品皮膚炎

掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)

口蓋扁桃の細菌が主な原因なので、炎症の確認をおこないます。炎症があれば菌の培養を行い、治療します。
同時に金属アレルギーのパッチテストも行います。金属アレルギーが見つかった場合、口腔内の金属除去をおすすめします。

パッチテストの必要性

口の中に金属が入っていて、上記の症状に心当たりがある人は、歯科金属アレルギーの可能性があります。パッチテストを行い、アレルギー反応の出た金属があれば、原因となる金属を全て取り除く必要があります。
放置してしまうと全身へも症状が広がってしまう可能性もあります。

重症、難治性の円形脱毛症

円形脱毛症の原因の1つで金属アレルギーがあります。そのため、金属アレルギーのパッチテストを行います。
蓄積された金属が一定のアレルギー許容量を超えると脱毛症等の金属アレルギーを引き起こします。
歯科金属から金属イオンが溶け出し金属イオンと毛根のケラチンという蛋白質が結合し、リンパ球などの免疫細胞がを異物とみなし攻撃することによって、毛母細胞がダメージを受けて脱毛が起こると言われています。

金属アレルギーが見つかった場合、口腔内の金属除去をおすすめします。
また、現在しようしている鍋を金属からセラミック等に変更をお薦めしています。
アトピーが原因の円形脱毛症の場合、難治性アトピー性皮膚炎と同じくダニ・アレルギーの検査を行います。

重症、難治性の円形脱毛症
パッチテストの必要性

口の中に金属が入っていて、上記の症状に心当たりがある人は、歯科金属アレルギーの可能性があります。パッチテストを行い、アレルギー反応の出た金属があれば、原因となる金属を全て取り除く必要があります。
放置してしまうと全身へも症状が広がってしまう可能性もあります。